先週予告したように、「THE FIRST SLAM DANK」観に行って来ました。(≧∇≦)
まあ、行く前に散々ネットで色々言われているのを見ていたから、それらを頭に入れつつの感想。
まず、インターハイの山王工業高校との試合がメインであり、その試合の場面はもう3DCGという最新の技術でまるで原作の漫画が動いているようで、それに迫力ある音が加わり原作ファンは大満足であろう。
もちろん、この作品が初見であっても十分満足できるはず。
そして、これが結構批判的だった、7番ポイントガードの宮城リョータの生い立ちが試合の合間に描かれていること。
確かに試合のシーンから、結構暗めのエピソードが入ってくると、冷めてくるかも。
しかし、試合の盛り上がりだけではなく、同じ7番ポイントガードであった兄を超えられていない自分が、兄の目標であった山王の日本一のガードをいかに切り崩して行くのかという思い入れが解ってくる。
そう、後半山王に逆転され残り時間わずかでのタイムアウトからの円陣をとく掛け声をゴリから譲り受け、切込隊長のリョータから始まる無音のパス回し、天才流川に渡り決めるのかと思った瞬間、視界に入った桜木花道の無言の口の動き、そしてパス。
満身創痍の花道が放ったのは、ダンクではなく2万回の練習をこなしたジャンプシュート。
左手は添えるだけ。
見事なブザービートが決まった瞬間だが、ブザーも歓声もない。
本作では、この花道の最後のシュートの意味まで描かれていない。
恵まれた体格と、抜群の身体能力でもっていきなりダンクシュートを決めてしまい、ゴール下でのリバウンドもこなす天才であるが、基本のジャンプシュートが出来ない素人だった花道が最後にはなったのがこのシュートなのだが。
と、初見の人には分からないだろうが、あくまでも今回は宮城リョータが主役。
原作でも、TVアニメでは山王戦すら描かれていないので、この先の話が少しだけサプライズで。
今回チケットを確認してもらうと頂いた記念のイラスト。
本作ではこのデフォルメされたメンバーは出てこないのだが、これも井上氏のこだわりなのかな。
また、昨日は公式ガイドブック「THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE」をポチった。
今回の宮城リョータのエピソードの元となった幻の短編「ピアス」が入っているし井上氏のインタビューも載っている。
今年もあとわずか、「トップガン マーヴェリック」、「THE FIRST SLAM DUNK」と話題作を2本も満喫できて良い年でしたヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ