デジタル玉手箱 マーヴェリック

シニアの週末の拠り所

明菜は永遠の歌姫だ!

昨日、朝テレビを観ていて、NHKで今日の番組の予告をやっていた。

伝説のコンサート「中森明菜 スペシャル・ライブ1989 リマスター版」だ。

以前BSで放送され、地上波でもやると言っていたが、石川県の地震で延期になったらしいのだが、今回ようやく放送されるらしい。

しかし、金曜日にあの事件があり、テレビ番組はそればかりになっている中、また延期になったりしないかなあとも思ったのだが、無事放送された。

このコンサートは、デビューして8周年を記念して、それまでのシングル曲を全て歌うという企画で反響があったらしいのだが、それは後から調べた話で、その知識なしで見ることになった。

一応、録画も行なって4時半から視聴したのだが、まったくもって当時の中森明菜が素晴らしい。

もちろん圧倒的なビブラートで、マイクを持つ手が離れている。

そして、表情の豊かなことで、合間で観客に対して眼で語っている場面も見られる。

終盤デビュー当時の曲を歌う時も、演奏を口ずさむ様子が可愛いのだ。

しかも、野外のコンサートで、、時折ふく強風の悪戯でピンクのドレスの裾がまくれ上がり、しゃがみこむアクシデントにもかかわらず、神対応

そして、終盤に持って来た「スローモーション」。

この来生たかお来生えつこコンビによるデビュー曲。

普通のアイドルが、デビュー曲を最後に持ってくるようなあざとい事はするまい。

それが自然なことのように聞かしてもらった。

本当に、あっという間に1時間半を過ごす事が出来ました。

 

現在の活動がわからない中で、もう終わってしまった人ではなく、永遠の歌姫(この歌姫という言い方も中森明菜に対しての最大限の評価では)として記憶に残る番組であったなと思う。