デジタル玉手箱 マーヴェリック

シニアの週末の拠り所

ゴジラを観てきた

先週、最後に予告したように映画「ゴジラ ー1.0」 を観てきた。

近くにシネコンが複数できているのだが、少し遠いがいつものMOVIX三好まで足を運んだ。

空いているからだ。

日曜でありながらざっと見まわしてみても3〜4割の観客である。

土曜日にネットで座席を予約しておいたがその時でも2割ほどだったので好きな場所が選べた。

上映時間は12時ごろで、1時間前に到着して券売機でスマホをかざして発券。

それからマクドへ向かう前にアプリで注文し、すぐに店に向かうともうカウンターで受け取ることが出来た。

ベーコンレタスバーガーのセットだが、モバイルオーダーのクーポンを使い630円である。

これに映画代がシニア料金で1,300円を加えても2千円で、抜群のコスパではないか。

しかも現金はいらない。

我がiPhoneの素晴らしさを認識するために来たようなものだな。

それはともかく、映画は素晴らしかった。

とにかくゴジラといえば、リアルタイムで小学校時代を過ごしたものですから。

確か最初に観たのが「ゴジラモスラ」だ。

まだゴジラが人間の敵で、モスラが人間の味方で最後にゴジラが糸でぐるぐる巻きになるという展開。

しかし、その後は逆にゴジラが人間の味方になり、ほかの怪獣をやっつけてくれるという展開に変わり、顔もだんだん丸くなっていく。

挙句に「おそ松くん」のイヤミのシェーのポーズを取るまでになってしまった。

ミニラという子供もできてしまったなあ。

あの頃は近所に東宝系と東映系の映画館が必ずあったものだ。

それからハリウッド版ができてちょっと違和感もあったのだが、庵野監督の「シン・ゴジラ」で久しぶりに悪役の顔をしたゴジラでホッとした。

そして今回の本家の東宝映画。

原点回帰という感じで悪役に徹し、しかも青い背びれが飛び出すというギミックも最新式であった。

登場人物も一癖もあり、前半はその人間ドラマが主であったがあの「らんまん」のコンビの神木と浜辺ともう一人の赤ちゃんの成長と、向かいの安藤サクラとの絡みが楽しめた。

しかしその生活もゴジラの上陸で一変し、銀座に仕事に出ていた浜辺美恵が巻き込まれ電車を咥えたゴジラ(これは初回のオマージュ)の電車内からぶら下がり川に落ちるというハリウッド映画並みのアクションをこなしたのだ。

「らんまん」の時も感じたのだが、彼女は今後吉永小百合のような女優になっていくんだろうなと思う。

次作もあるんだろうなという結末と、ハッピーエンドも感じつつエンドロールに流れる

ゴジラのテーマミュージックを聴きながら満足であった。(^Д^)